坐骨神経痛
-
長く立っていられない
坐骨神経痛になってしまうと、痛みや痺れにより長時間立っているのが苦しくなってしまいます。立ち仕事はもちろん、日々の家事など多くの面で支障が出てきてしまうことが多いです。
気になって夜眠れない
日常生活でも気になってしまうのに、寝る時でさえ気になってきてしまうことがあります。坐骨神経痛は痛みや痺れを引き起こしますが、夜寝る時もその症状が出てきてしまうと寝不足や体調不良の原因になったりもします。
長い時間座るのが苦痛
坐骨神経痛はデスクワークにも支障をきたします。長い時間座っていることができなくなってしまうため、仕事や学業に影響が出てきてしまいます。
痛みや痺れで集中できない
坐骨神経痛は主に痛み、痺れを引き起こす為それが気になってしまい、やるべきことに集中できなくなってしまいます。坐骨神経痛だけではありませんが、痛みを放っておくと慢性化してしまうので我慢しすぎないことが重要です。
前はできていたことができなくなってしまった
以前はできていたことが、坐骨神経痛が気になってできなくなってしまうこともあります。スポーツ・趣味・お出かけなど、あらゆることができなくなってしまう可能性があります。 -
坐骨神経痛に対する当院の考え
坐骨神経痛とは、股関節にある筋肉が何らかの影響で坐骨神経を圧迫し、主に痛みや痺れを引き起こしてしまうものです。
痛みや痺れは股関節だけに留まらず、足先にまで症状が出てしまう方もいます。
なぜなら、神経は股関節付近を通り足にまで伸びてきている為、股関節の部分で圧迫を受けるとそれ以降の部分は障害を受けるからです。なので、足に症状がある方は股関節に原因があるケースも少なくありません。
原因の元を辿っていくと、痛みが出ている部分とは全く違う場所が原因だったということは往々にしてあります。よって、なぜその部分が痺れるのか、痛むのか。
それは坐骨神経から来ているものなのか。
確認していくことが大事になってきます。 -
坐骨神経痛を放っておくとどうなるのか
坐骨神経痛は主に痛みや痺れを引き起こすものです。
それを放っておくと、その症状が増していく可能性が高いです。
痛み・痺れが増加すると、日常生活に多くの影響を及ぼしていきます。家事が思うようにできない。
仕事に集中したいのにできない。
スポーツができない。
学業に支障が出る。症状は人によって様々ですが坐骨神経痛に限らず、痛みや痺れを放っておいて良いことは何もありません。
症状は強くなるばかりか、それが当たり前の状態になってしまい、我慢するのが当たり前の人生を送ることになってしまいます。もし痛みや痺れを我慢して日常生活を送っているのであれば、早めに医療機関にかかることをオススメします。
-
坐骨神経痛の軽減方法
坐骨神経痛は主に股関節の筋肉が硬くなり、
坐骨神経を圧迫することが原因で起こります。
つまり、その硬くなった筋肉を柔らかくしてあげればいいのです。改善の方法としては、ストレッチが挙げられます。
主に臀筋、つまりお尻の筋肉をストレッチしてあげるのが重要になってきます。
ストレッチするときも、痛みや痺れが出てきてしまう可能性がありますから、そこは無理せずに行ってください。ストレッチは次第に効果を実感できる方が多いです。
ほとんどの方はすぐに効果が出ないからやめてしまいます。
筋トレやストレッチは3ヶ月ほど続けないと効果が出ないと言われているので、毎日少しづつでも続けていくことが大事です。 -
坐骨神経痛の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院で坐骨神経痛に効果的だと思われるものは
鍼、電気、筋膜ストレッチ、矯正などが挙げられます。ここでは鍼のことをメインでご紹介したいと思います。
鍼治療は、体に髪の毛くらいの細さの鍼を刺します。
鍼は筋肉の硬さの改善、さらには鎮痛効果が高いと言われており、ぎっくり腰の治療などにも使われます。病態は違いますが、
首のヘルニアの方に鍼治療を継続して行った結果、症状が軽快した例もあります。
個人差はありますが、
鍼は自然治癒力を高めてくれると言われていますので、
体が治ろうとする力をサポートする効果も期待できます。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
鍼治療は、免疫反応が鍵となってきます。
髪の毛くらい細い鍼を刺すことによって、
体の免疫がその鍼をやっつけようとします。
その結果、鍼を刺した周辺に血液が集まってきます。その血液は筋肉に酸素や栄養を運び、
硬くなった筋肉を柔らかくしてくれます。
つまり、鍼は坐骨神経痛の原因の1つである筋肉の硬さを改善してくれる可能性があります。さらに言えば鍼を刺すだけで、
脳から痛みを減らす鎮痛物質が出ると言われています。筋肉の硬さを改善し、痛みも減らしてくれる可能性がある鍼治療は、坐骨神経痛に効果的な治療だと言えるでしょう。
-
改善するために必要な施術頻度は?
まず最初は痛み、痺れがある内は毎日でも治療に来ていただき、症状が落ち着いてきたら1日おき、2日おき、と徐々に治療の頻度を下げていくのが理想的です。
しかし、仕事や家事、忙しいとそんなに通えないという方もいらっしゃると思います。
なので毎日来れなくてもまずは通っていただき、
治療を受けてみることをオススメします。
改善するための頻度は個人差があり、人によって異なります。当院では、治療に来れない日でもセルフケアできるように、
生活指導やストレッチなどもお伝えしています。 -
坐骨神経痛関連でよくある質問と回答
-
Q. 坐骨神経痛はどうして起こるんですか?
A. 坐骨神経痛は、その名の通り坐骨神経沿いに痛みが走ります。その、坐骨神経痛の代表的なものの一つに「梨状筋症候群」というものがあります。
お尻の部分を解剖学では、臀部(でんぶ)と言うのですが、その臀部の真ん中にある仙骨という骨から始まり、太腿の骨の大転子という大きな丸みを持った部分に停止する「梨状筋」この筋肉が、骨格が歪んでいくと同時に骨盤も一緒に歪みやすかなっております。
そうすると、この「梨状筋」が引っ張られ、その下を潜るように仙骨から膝に掛けて伸びる坐骨神経を圧迫し痛みを引き起こします。 -
Q. 坐骨神経痛では、どのような施術を行いますか?
A. 坐骨神経痛に関しては、代表される「梨状筋症候群」を一つ例にとってお話しさせて頂きます。
骨格の歪みから骨盤の歪みにより、坐骨神経が圧迫され痛みが走るとお伝えしました。
なので、まず最優先で行うべきは、骨格と骨盤を整え筋肉が伸びているのを戻してあげます。そうする事により、坐骨神経を圧迫している梨状筋の筋肉の緊張を緩めてあげます。そうすると圧迫か、解放されて、坐骨神経沿いの痛みが引いていきます。
それを可能にするのが、全身矯正と指圧施術そして、鍼施術です。
全身矯正で、骨格と骨盤を整え指圧施術で臀部周りの筋肉の緊張をほぐしていきます。
梨状筋は、インナーマッスルで身体の奥にあるため、指圧施術では届きにくいです。その為、鍼施術で臀部の奥深くを施術していきます。 -
Q. 坐骨神経痛に対して、有効なストレッチはどのような物がありますか?
A. 坐骨神経沿いにある、梨状筋をほぐさなければなりません。なので、主に行うのは、お尻のストレッチです。手順として、①上向きに寝てもらいます。②両膝を曲げ、痛みが出ている方の脚の上にもう片方の脚を乗せます。③息を吐きながら、両方の太ももを引き寄せます。
その際、呼吸を止めてしまうと酸素が通い辛くなり、効果が低く出てしまいます。
終わったら、反対側も行います。これを約30秒。お風呂上がりなどにやると、筋肉がほぐれている状態からさらにストレッチをかける事が出来るので効果的です。
ちなみに、どのくらいの期間やればいいかと言われれば、症状が落ち着くまで行ってい事をおすすめします。
-