坐骨神経痛の改善報告

患者様の年代

50代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

デスクワーク

症状の発生時期・きっかけ

今年9月頃から椅子に長時間座ったままで作業していると左臀部から左大腿後面にかけて痺れるような痛みがあり、立ち上がってストレッチをすると楽になっていたが、10月半ば頃から家であぐらをかくことや歩く際に左足を前に出すタイミングで痺れや痛みが頻発するようになった。また、ここ1週間で痺れ感が足先の方まで出てきていたため、ご来院されています。

日常で何ができなくて困っていたか?

痺れ感、痛みによって座ることと歩くことが困難な状態です。また、歩いていても疲れやすくなっていたり、痛みが徐々に強まっていくため少し歩いたら休むを繰り返す間欠性跛行がみられます。基本的に前屈みになると痺れ感、痛みが強まるので朝布団から起き上がる、洗顔をする、物を拾う、靴下を履くなどの動作は時間がかかってしまうとのことです。

どのような施術を行ったか?

当院ではまず坐骨神経を絞扼、圧迫している筋肉や骨盤のズレを除去するために指圧と遠赤外線、骨盤はがしやストレッチでの対応にて柔軟性を引き出します。骨格の調整も必要であったため、骨盤矯正を実施しました。また、柔軟性を引き上げても対処療法にしかならないため、筋力低下と再発予防として筋力トレーニングを取り入れるために運動療法を実施し、柔軟性、筋力、骨格の3つのアプローチ方法を取り入れて施術させていただきました。

施術のポイント・解説

坐骨神経痛の症状を見る疾患は大きく分けて3つあり、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱環狭窄症、梨状筋症候群がりますが腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄は基本的に手術適応となりますがヘルニアや狭窄症が診られても症状である坐骨神経痛は梨状筋症候群からきているケースも多くまずは手術をせずに治療を行える梨状筋症候群へのアプローチに最も適しておりリスクも少なく、比較的安価で始めることもでき継続的治療を習慣にする事で今の悩みだけでなく将来の再発予防に努める事が出来る為

通院頻度・期間の目安

まず局所の痛みを緩和するために週に2、3回程度であれば来院することが推奨され、その後は週1回程度の来院で再発予防と様子をみていきます

施術後の変化・現在の状態

およそ1〜5回の治療で症状は軽快していき、症状消失は患者様にもよりますが8回目のご来院で気にならない程度には改善している方が多くいられます

患者様からの喜びの声

施術をする前の状態と施術をした後で「スッキリ感がある」や「足を動かしても辛さが少ない、なくなった」というビフォーアフターのお声を頂いております。また、施術中の会話としては今まで整形外科や病院に行かれていたこともあり、実際楽になるイメージが沸きにくかったり、半信半疑で施術を受けてみる形を取られていましたが、施術途中の段階で体位変換を行ったりするときにいつも気になっていた症状が軽くなっていたり、動きやすさを実感する事ができてびっくりしたというお声も頂いております。

担当者からの結び・アドバイス

坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など様々な腰の類似した症状があります。まずは今あなたのお身体の中で起きていることを明確にし、正しく症状にアプローチしていけば今のお悩みの解消に繋げられると思います。日常生活で少しでもお体に違和感を感じるようでしたら我慢せずに必ずお近くの整骨院や整形外科、病院に足を運んでいただき早期発見、改善に向けた施術を行ってください。我慢しすぎると施術にかかる時間や施術をする頻度、施術にかかる料金などが大きく変動するので低コストでしっかりと予防を心がけて生活していきましょう。