肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨剥がしとは肩甲骨の周りの筋膜が他の筋肉の筋膜に癒着してしまい動かなくなってしまっているのを肩甲骨を動かす手技をする事で癒着して動かなくなってしまった筋膜を剥がすことができ、肩の可動域はもちろん肩こり、四十肩、五十肩に非常に有効な治療です。
本来骨格の骨は骨同士がくっつき合って骨格を維持しているのに対して肩甲骨、つまり肩周りの骨は筋肉が肩甲骨周りを包む事によって柔軟な動きが可能になっています。
なので肩周りの筋肉が固まってしまうと自動的に肩の骨格に歪みが生じ、可動域制限がどうしても出てきてしまいます。
肩甲骨剥がしは肩だけに効く施術ではなく、肩こりから来る頭痛だったら首の辛さにもしっかり効果を出すことができます。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨周りが固くなる原因としてはまず、姿勢が影響してる事が多いです。姿勢が猫背姿勢になっているとした場合ですと背中が丸まってしまっているので自ずと肩甲骨は前の方にずれてしまいます、すると肩甲骨と肩甲骨を繋ぐ筋肉が非常に強く引っ張られてしまい、肩自体に負荷がかかります。
何故原因が姿勢なのかと言いますと、基本的に姿勢の歪みは下半身から来ており、歪みが足から骨盤、骨盤から上半身へ歪みを生じる所から来ております。
肩甲骨周りが硬くなるリスクとしては、まず肩甲骨が前の方に行って歪みが生じた場合鎖骨したから腕にかけて繋がる神経を圧迫してしまい、腕の痺れが出やすくなります。
さらに肩の可動域に障害をきたすので肩の症状に繋がり、四十肩、五十肩になるリスクが強くあります。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨剥がしをするメリットはいくつかあるのですが、まず肩の可動域が大きく変わってきます。
肩の可動域は誰もが良い方が確実に嬉しいと思いますし、動くようになれば今まで出来なかった事ができるようになる可能性もあるのです、例えば高いところの物を取ろうとしたが、肩の動きが悪いので高い所に手が届かなかったが、肩甲骨剥がしをした事によってしっかり改善したと言うお声を沢山聞きます。
もう一つのメリットとして、首のお悩み、又は頭痛の改善に繋がります。何故かと言いますと、まず肩甲骨の周りの筋肉を緩める事によって肩周り、首周りの筋肉を同時に緩める事ができ、筋肉の血流を良くする事ができ、本来首の筋肉と肩の筋肉は非常に密接な関係にあるので、肩甲骨を動かすだけで繋がってる首の筋肉を緩める事になり、自ずと血流が良くなることによって頭痛へのアプローチもできます。
自分でできる肩甲骨はがし
自分でできる肩甲骨剥がしの内容をご説明させていただきます。
今回ご紹介させて頂くセルフ肩甲骨剥がしは、自宅でも気軽にできるものになっています。
まず立った姿勢のまま腰の高さで両手をくんでいただきます、きつい方はお尻の高さで組んでいただいて大丈夫です。
次に両手を組んだ状態から胸を張り、組んだ腕を自分が気持ちいいと思う高さまで上げ、10〜15秒キープします。
ポイントとして肩甲骨を無理に寄せるのではなく、胸を張る意識をします。
胸を張ると自然に肩甲骨は寄っていきます。呼吸を止めず、自然な呼吸を行なってみてみましょう。
無理に回数をこなすのではなく、10回程度がベストです。
どこを動かしているのかをイメージしながら動かすとより効果も出やすいです。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨剥がしと普通の肩甲骨剥がしとの違いがあるのですが、その違いのところのご説明させて頂きます。
まず、普通の肩甲骨剥がしは肩甲骨周りの筋肉の癒着してしまった筋膜を剥がし、可動域をあげましょうと言うもので、効果としては凄く楽になり、ご満足のこえもよく聞きます。
その一方、当院の肩甲骨剥がしはオリジナルの手技を取り入れており、筋膜を剥がす手技はもちろんあるのですが、さらにストレッチという形で筋肉を動かし、剥がすだけでなく筋肉を伸ばす事でさらに筋肉の収縮を良くし、血流の改善、さらに老廃物を流し、疲労を取る目的にもストレッチは有効なので当院には取り入れております。
当院の肩甲骨剥がしの手技は医師監修の元作り上げられた施術でもあるのでこの肩甲骨剥がしを受けられるのは当院のみです。